万物満ち初めて、胃の不調が始まる頃。
こんにちは。
小満を迎えて、暑さが増した日々が続きますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
気温の上昇に伴い、体感湿度が少し軽減した気がしますが、
湿度計などをみると、日本の夏。といった気配の数字を見ます。
あまり湿度が高くなってきますと、
何となく胃が重い、お腹が張る。などの状態に陥りやすくなります。
これは、胃という臓腑が炉の役割をして、
「食物を腐熟させ体のエネルギーになるものとそれ以外を選別する」
という仕事を担う臓腑だという事に関わります。
外の湿度が高いという事は、体内の湿度を適度に保つことが難しいという事。
そして適性より高い湿度の炉は、うまく腐熟を行えない。という事からきます。
これ以上詳しい臓腑システムの話は、希望があればまたいずれ。
さて、難しい話は置いといて、
こんな時は、いつもよりも食欲が甘い物を避け、朝昼の食事は控えがち、
そのかわりに夜ご飯に味の濃いおかずに走りがちです。
しかし、味の濃いおかずでご飯やパンを食べると量が増えやすいです。
とくに、夜にそれを多くしてしまうと、翌日の胃の調子がさらに不調に。
完全0は推奨しませんが、この時期は胃のケアの為に、糖質は控えるのがベストです。
尚且つ、糖質は、胃の活力になりやすい朝のタイミングでしっかり補充がオススメ。
お粥や甘酒、お茶漬け、雑炊などでもいいと思います。
朝ごはんにしっかりエネルギーを入れると、夜ごはんを少なくしてもあまり不満を覚えません。
是非実践してみて下さいね。
ayako